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エクソソームの点滴にデメリットはある?副作用や点滴後の注意点を解説

投稿日:2023.10.30/更新日2024.01.25

肌のエイジングケアや抵抗力アップ、疲労回復などの健康維持を目的として、エクソソームとよばれる製剤を体内に注入する再生医療が注目されています。

なかでもエクソソーム点滴は手軽に受けられ、ダウンタイムもほとんどないことから「試しに施術を受けてみたい」と考えている方も多いでしょう。

しかし一方で、副作用やデメリットなど不安要素もゼロではありません。本記事では、エクソソーム点滴を受けるうえで押さえておきたい副作用やデメリット、注意点を詳しく解説します。

エクソソーム点滴療法のメリット

エクソソーム点滴療法とは、幹細胞から抽出されるエクソソームとよばれる製剤を体内に注入する再生医療の一種です。

エクソソームは細胞外小胞のひとつで、体内に注入することで肌の若返り効果や免疫力向上といった健康効果が期待できます。また、ダウンタイムがほとんどないことから、日帰りで手軽に治療・施術を受けられることも大きなメリットといえるでしょう。

ちなみに、エクソソームの注入方法には点滴以外にもダーマペンや水光ショット、超音波などがあります。

さらに、注射に比べて点滴は一度に多くのエクソソーム製剤を注入でき、美容目的の施術はもちろんのこと免疫向上や疲労回復を目的とした施術にも幅広く対応できるというメリットもあります。

関連記事:エクソソームは若返りに効果がある?最新の美容再生医療を解説!

エクソソーム点滴療法のデメリットや副作用

さまざまなメリットのあるエクソソーム点滴療法ですが、美容や健康維持を目的とした他の施術法と比較した場合、デメリットも存在します。また、エクソソーム点滴は比較的安全性が高いとされていますが、稀に副作用が現れることもあります。

エクソソーム点滴療法を受ける際に覚えておきたいデメリットや副作用について詳しく解説しましょう。

定期的な通院が必要

エクソソーム点滴は一度の施術で半永久的な効果が得られるものではありません。そのため、効果を持続させていくためには定期的に点滴を打ち続ける必要があります。

特に、初回の施術を受けた後は2週間に一度のペースで3回程度は通院し、点滴を打つことで効果が持続しやすくなるとされています。

赤み・腫れ

エクソソームに限ったことではありませんが、注射や点滴を打つと一時的に赤みや腫れなどの症状が現れることがあります。

針を挿した部位や体質などによっても異なり、症状の程度は人によって異なります。ただし、多くの場合は一時的な副作用に過ぎず、点滴を受けてから1週間程度でもとの状態に戻るケースが多いようです。

気分が悪くなる

これもエクソソームに限ったことではありませんが、注射や点滴を打った後に気分が悪くなる方も存在します。これは「迷走神経反射」とよばれる症状で、過去に採血や注射の際に気分が悪くなった経験のある方は注意が必要です。

アレルギー反応

エクソソームはヒト由来の幹細胞から抽出した製剤を使用しているため、アレルギー反応は起こりにくく比較的安全性が高いとされています。

しかし、稀なケースとしてアレルギー反応が起こるケースもあり、アナフィラキシーショックによって深刻な健康被害が生じる可能性があります。特に、これまで薬剤によるアレルギー反応を起こした経験のある方は事前に医師へ申告しておきましょう。

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エクソソームは注射よりも点滴の方が効果が高い?

エクソソームの代表的な注入方法として注射と点滴があります。両者を比較した場合、点滴のほうが効果が高いといわれることが多いですが、それは本当なのでしょうか。

まず、点滴は注射に比べて一度に注入できるエクソソーム製剤の量が多いという違いがあります。また、点滴は静脈にエクソソーム製剤を注入するため、血流に乗って全身に届けられるというメリットもあるのです。

そのため、肌を含めた身体全体のスキンケアや若返りを目指したい方や、疲労回復・抵抗力のアップを目指したい方には点滴が適しているといえるでしょう。

一方、部分的に肌トラブルを改善したい方や、ピンポイントで美白効果を得たいという方には点滴ではなく注射が選択されることもあります。

一概に注射と点滴のどちらが優れていると断言することはできず、治療の目的に応じて使い分けることが大切です。

エクソソーム点滴後の過ごし方について

エクソソーム点滴はダウンタイムがほとんどなく、施術後は入院や特別な行動制限もなくすぐに帰宅できます

ただし、針を挿した部位から雑菌が入ったり、傷ついた血管の一部から腫れや内出血が悪化したりといったリスクもあるため、施術当日の入浴やサウナなどは注意が必要です。

熱いお湯に浸かったりサウナに入ったりすることで血流が活性化し、副作用が悪化するおそれもあるため、医療機関によっては施術当日の入浴・サウナは控えるよう指示がある場合もあります。

エクソソーム点滴療法が受けられないのはどんな人?

エクソソーム点滴はすべての人が受けられるとは限らず、なかには健康上の観点から施術を断られるケースもあります。エクソソーム点滴を受けられないのはどのような人なのか、代表的な3つのパターンに分けて解説しましょう。

妊娠中または妊娠の可能性のある人

エクソソーム点滴は胎児の発育に悪影響を及ぼす可能性があることから、妊娠中または妊娠している可能性のある人に対しては施術を断られる場合があります。

また、同様の理由で授乳中の方に対しても施術適応外とみなされるケースが多いです。

癌などの悪性腫瘍の既往のある人

エクソソームは新陳代謝を促し、体内の細胞を増殖させる働きがあります。健康な方にとっては有益な働きといえますが、癌などの悪性腫瘍を患っている方や既往歴のある方にとっては、病気を悪化させるリスクもあるため十分な注意が必要です。

薬アレルギーの人

何らかの薬や製剤を注入することでアレルギー反応を引き起こした経験のある方は、エクソソームを注入することで同様の健康被害を及ぼす可能性があることから、点滴療法の適応外と判断される場合があります。

関連記事:エクソソームの点滴にかかる費用はいくら?理想的な回数についても解説

エクソソーム点滴療法はどんな人におすすめ?

ここまで紹介してきたデメリットや注意点を踏まえると、エクソソーム点滴はアレルギー反応を引き起こした経験がなく、悪性腫瘍などの既往歴もない健康な人におすすめの施術方法といえるでしょう。

また、以下の症状を改善したいと考える方にもおすすめです。

  • 肌の老化(ハリの消失・シワ・しみ)
  • 慢性的な疲労
  • 不眠症
  • 抜け毛・薄毛
  • 疾病の予防
  • 男性機能の向上

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ザロッポンギクリニックのエクソソーム導入治療の特徴

エクソソームを活用した美容施術や再生医療は、すべての医療機関やクリニックで対応できるものではありません。また、期待通りの効果を得るためには、高い専門性とノウハウをもった医師が在籍している医療機関を選ばなくてはなりません。

ザロッポンギクリニックではエクソソーム医療を得意とする医師が在籍しており、美容点滴をはじめとして注射やダーマペン水光ショットポテンツァなど多様な施術法に対応できます。

恵比寿院院長の長尾沙也加医師は、患者様一人ひとりの肌の状態を見極め、針の深さを調整するなどきめ細やかな対応をさせていただきます。

また、肌のエイジングケア以外にも薄毛治療を目的とした発毛再生にも取り組んでおり、点滴だけでなく水光ショットなどさまざまな選択肢から最適な施術法を提案できます。

1回あたりの施術時間は約20分と短く、メイクも当日から可能なため仕事の合間や職場からの帰宅途中でも気軽にお立ち寄りいただけます。

まとめ

エクソソーム点滴はダウンタイムがほとんどなく、日常生活に支障をきたす心配もない安全性の高い施術法です。しかし、稀にアレルギー反応や気分が悪くなるといった副作用が現れることもあり、リスクはゼロでないことを十分理解したうえで施術を受けることが大切です。

また、万が一重篤な副作用が現れたとしても、適切なケアや治療を行ってくれる信頼性の高い医療機関を選ぶことも重要といえるでしょう。

この記事の監修医師

THE ROPPONGI CLINIC  恵比寿院代表 長尾 沙也加

■詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

経歴

●愛知医科大学 卒業
●国家公務員共済組合連合会東京共済病院
●東京医科歯科大学医学部附属病院
●湘南美容クリニック
●ノエル銀座クリニック

資格

●抗加齢学会専門医
●日本医師会認定産業医
●日本化粧品協会認定 コスメコンシェルジュ
●ミセスジャパン 全国大会 優勝
●ミセスジャパン 東京大会 準優勝
●アジアシュープリームペイジェント
●ミセスジャパン世界大会で日本人最多の7つのタイトル受賞
●一般社団法人分子分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了

所属

●日本美容外科学会
●日本皮膚科学会
●日本抗加齢学会
●日本化粧品学会
●予防医療研究会
●一般社団法人分子整合栄養普及協会