CLINIC BLOG クリニックブログ

理想の鼻を手に入れるためにはさまざまな鼻整形があります。なかでも、手術に抵抗のある人には、切らない鼻整形としてヒアルロン酸注射があります。

そこで疑問に感じるのが、ヒアルロン酸注射の効果は永久に続くのか、効果はどの程度の期間維持できるのかといったことです。

本記事では、切らない鼻の整形方法として一般的なヒアルロン酸注射の持続期間やメンテナンス、その他の鼻整形も含めて詳しく解説します。

▶鼻整形のヒアルロン酸注射の症例写真はこちら

切らない鼻整形の方法：ヒアルロン酸注射とは？

そもそもヒアルロン酸とは、私たちの体内に存在する物質であり、皮膚や関節、眼球などに含まれています。ヒアルロン酸は皮膚の保湿に深く関与しており、その特性を利用して美容整形の分野でもよく使用される成分です。

鼻整形においては、ヒアルロン酸を注射することで鼻を高くしたり、鼻の先端を上げる、または鼻の幅を調整するなど、さまざまな効果が得られます。

ちなみに、鼻整形にはメスを入れて理想の形状・大きさに整形するといった方法もありますが、ヒアルロン酸の注射は手術を必要としないためダウンタイムが少なく、即効性が見込めます。また、自然な仕上がりになることも大きなメリットといえるでしょう。

鼻整形でヒアルロン酸注射は永久に続く？

鼻のヒアルロン酸注射はダウンタイムが少なくメリットの多い施術方法ですが、その一方で施術の効果は永久的ではなく、定期的な施術が必要となるデメリットもあります。

一般的に半年から1年程度で施術効果が薄れてくるため、その都度再施術が必要になりますが、使用するヒアルロン酸の製剤によっても持続期間は変わってきます。

• ビタールライト：3ヶ月～6ヶ月
• クレヴィエル：6ヶ月～1年
• ボリューマXC：1～2年
• スタイレージ：1～3年
• ボラックス：3年

上記の持続期間はあくまでも目安であり、目安の持続期間よりも短くなることもあれば、長くこともあり個人差が見られます。

▶︎鼻の整形で失敗する原因や失敗事例を紹介｜医師への頼み方は？

鼻整形のヒアルロン酸注射はどんな人におすすめ？

さまざまな方法がある鼻の施術のなかで、ヒアルロン酸注射はどういった人に適しているのでしょうか。特にヒアルロン酸注射をおすすめしたい人の特徴を3つ紹介しましょう。

メスを入れるのが怖い・抵抗がある人

ヒアルロン酸注射の最大のメリットは、メスを入れる必要がないということです。特に初めて鼻整形を受ける人の多くは、体の一部にメスを入れることに抵抗を感じるものです。

また、万が一手術が失敗に終わり後遺症や傷跡が残ったときのリスクを考えると、どうしても手術に踏み切れないという人も多いでしょう。

そのような場合でも、ヒアルロン酸注射であれば最小限のリスクで済み、後遺症や傷跡の心配もありません。

ダウンタイムを短くしたい人

鼻整形は長期間にわたって効果を持続できるメリットがありますが、その一方でダウンタイムも長期化しがちです。ダウンタイムが長くなるということは、日常生活に戻る期間も長くなることを意味します。

特に、仕事や学校があり長期間の休暇がとれない場合、手術ではなくヒアルロン酸注射を選択することで施術の懸念点を解消できるでしょう。

▶︎鼻の整形のダウンタイムはどれくらい？手術後の安全な過ごし方

手軽に鼻をきれいにしたい人

鼻整形にかかる時間は、手術内容によっても変わりますが、長い場合は3時間から4時間以上を要することもあります。

また、整形手術にかかる費用も高額で、ダウンタイムの長さなども考えると手軽に決断できない人も多いものです。

しかし、ヒアルロン酸注射であれば1回あたりの施術が10分から20分程度で終えられるため、仕事帰りや休日でも手軽に施術を受けられます。

鼻整形が永久に続くには手術が必要？

ここまで紹介した通り、鼻のヒアルロン酸注射は効果が半永久的に続くものではなく、定期的に施術を繰り返さなければならないことが大きなデメリットといえます。

効果を半永久的に持続させたい場合には、外科手術が必要になります。手術をすることで定期的な通院が必要なくなるほか、トータルで見ればコストも安く抑えられるでしょう。

永久に続く鼻整形は？

一口に鼻の整形手術といってもさまざまな手法があり、なりたい鼻に応じて最適な鼻整形を選択しなければなりません。具体的にどういった鼻整形があるのか、代表的なものを紹介しましょう。

隆鼻術

隆鼻術とは、鼻を高くするための手術です。日本人は欧米人に比べて鼻が低く、団子鼻などコンプレックスを抱く方も少なくありません。そのような悩みも隆鼻術であれば解決できるでしょう。

隆鼻術では、鼻の内部にプロテーゼとよばれる人工物を挿入したり、自身の軟骨や肌などの組織を移植したりする手法が一般的です。

自己の組織を用いる場合は異物反応のリスクを減らせるメリットがありますが、取り出しに別の手術が必要になるなどコストと時間を要します。

▶隆鼻術の詳細はこちら

小鼻縮小術

小鼻縮小術とは、その名の通り小鼻の大きさや幅を調整したり、鼻の穴を小さく引き締めたりするための手術です。

特に、鼻の穴が大きいと感じる人や、鼻の穴が開きすぎてコンプレックスを感じる人に行われるのが一般的です。

小鼻縮小術は、小鼻の皮膚と軟骨を切除して大きさや幅を調整する方法があります。

鼻尖形成術

鼻尖とは、鼻のなかでもっとも高い鼻筋の先端部分を指します。すなわち、鼻尖形成術とは、鼻先の形状を整えて高く見せたり、鼻筋が美しく通ったように見せたりするための手術です。

特に、鼻先が大きい、または幅広い、下向きなどのコンプレックスを抱えている人に鼻尖形成術はおすすめです。

鼻先には大鼻翼軟骨とよばれる軟骨組織があり、この大きさや形状が鼻先を決定づけています。そのため、鼻尖形成術では顔全体と鼻とのバランスを考慮しながら、大鼻翼軟骨の形を整えていきます。

▶鼻尖形成術の詳細はこちら